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ざま~みろ 親の応援

今から12年前の事です

息子のチームは5年生だけのチームで

全日サッカー少年地区大会で後一つ勝てば県大会

6年生チームを次々と撃破していよいよ県大会の切符をかけた大一番

試合は一進一退の攻防で両チームの応援の親は

互いに大きな声で応援してました

体も一回り小さいチームは全員がフラフラになりながらも

体を張って守りぬき 遂に0-0のまま延長戦

そして延長開始に相手のエースがなんとキックオフゴールした

子供達は唖然としてしまった もちろん親も静まりかえった

相手チームの応援の親は大喝采だった

その中の相手の親が大きな声で言った言葉がショックだった

・・・・・・・ざま~みろ・・・・・・

私は耳を疑った その親は我々の応援をあざ笑うように見ていた

私はその親を大人気なく睨みつけてしまった

なんという悲しく 汚らしく 屈辱的な言葉だろう

日本語の死語にして欲しい言葉だった

試合はそのまま終わり県大会の切符は手に出来なかった

あの人にとって子供のサッカーは一体なんだろう?

どんな子供の教育をしてるのだろう?

あの親の子はどんな大人になるのだろう?

「躾」 読んで字の如く 身を美しくと書くが

彼にはそんな言葉はないのだろう

12年たっても忘れられない言葉でした

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